ポジション調整 ポジション調整(RMS) MAZDAロードスター(ND)でRECARO PRO RACER RMSを使用されているお客様のシートを調整させていただきました。 ご来店されたきっかけは、鈴鹿サーキット走行のために鈴鹿に前日入り。道中、急にシートスライドレールの調子が悪くなって前後スライドができなくなったというトラブルが生じて、ここTHE VISIT SUZUKAを思い出して駆け込んでくださいました。 状況を確認させていただくと、ロードスター用のRECARO純正ベースフレームを使用する際、リア側のフロアボルトは純正ではなく付属の低頭ボルトを使用するのですが、純正ボルトのまま使用していたため、スライドレールがボルトと干渉して動かなくなってしまっていました。またサーキット走行のための腰ベルト用のアイボルト(ドア側)もスライドレールに干渉していました。これらによりスライドレバーを解除する機構にも歪みが生じてベースフレームが正しく使用できない状態になってしまっていました。 お客様に状況を説明して、たまたま店舗で確保していた新品のRECARO純正ベースフレーム(ND用)でPRO RACER RMSを装着しなおしの作業をさせていただきました。併せてシートポジションも確認させていただき、PRO RACER RMSの良さをより多く発揮するドライビングポジションに変更させていただきました。 まずは、スライドレールとサイドステーの組み付け位置に15mmのスペーサーを挿入。シートポジションリア側の取付穴をひとつ下げて(17mm)、フロント側は1段上の取付穴(3度)に変更して座面に角度をつけました。こうすることでしっかりと顎を引いて前方を自然に見られる着座姿勢を確保です。脚と座面の角度も合わせることで、点ではなく大腿部全体をシートが支持するようになり、ペダル操作もしやすくなります。さらにサイサポートパッド(膝裏の小さなパッド)がオプションの薄型だっために、標準パッドに変更しました、 お客様に試座していただくと、脚がすごく動かしやすくなり、これまでブレーキングで臀部が前すべりしていた感覚だったけれども、これならしっかりと腰がホールドされると感じられました。またシフト操作も肘が当たらなくなり、目線もすごく良いとのこと。「せっかく良いシートなので、こうして正しく使用するということが本当に大切ですね」というお言葉をいただきました。明日の鈴鹿サーキット走行がとても楽しみになったとのことです。 MAZDAロードスターは、室内のスペースやドライビングポジションのパッケージにとても制限が多いため、苦労されている方も多いと思います。PRO RACER RMSやRCSなど調整幅の多いシートを選択していただいていれば、お客様ひとりひとりに最適なシートポジションを作ることができると思います。是非ともTHE VISIT SUZUKA(サ・ヴィジット鈴鹿)までご相談ください。 前の記事 次の記事 ポジション調整の記事一覧はこちら ポジション調整(RSS) MAZDAロードスター(ND)でRECARO RSSを使用されているお客さまのシートポジションを調整させていただきました。 RSSを装着してすぐにTHE VISIT SUZUKAにご相談いただきま... ポジション調整(RCS) ABARTH 124スパイダーでRECARO RCSを使用されているお客さまのシートポジションを調整させていただきました。 お客さまご自身で色々と角度を調整しながら試してみましたが... ポジション調整(LX-F) アルファロメオ156でRECARO LX-Fを使用されているお客さまのシートポジションを調整させていただきました。 アルファロメオ156と言えば、スポーツセダン系っぽいスタイリ... ポジション調整(オルソペド) SUBARU LEVORGでRECAROオルソペドを使用されているお客様のシートポジションを調整させていただきました。 東京からのご来店で長距離を走られるお客さまです。現状、ご自... ポジション調整(SR-6) SUBARU BRZでSR-6を使用されているお客様のシートポジションを調整させていただきました。 関西方面からお越しのお客様で、以前から他のクルマでもRECAROを使用しています... ポジション調整(RCS) VW PoloでRECARO RCSを使用されているお客様のシートポジションを調整させていただきました。 これまで多くのお客様がTHE VISIT SUZUKAに来店されてRECAROシートのどのモ...