クルマ好きが集まる隠れ家 ザ・ヴィジット

ポジション調整

ポジション調整(RCS)

ABARTH 124スパイダーでRECARO RCSを使用されているお客さまのシートポジションを調整させていただきました。

お客さまご自身で色々と角度を調整しながら試してみましたが、正解がよくわからなくなってしまうケースでした。何となくペダルへのアプローチに前後スライド位置を合わせると、運転姿勢が少し窮屈に感じるということ。そして長距離運転をすると、右側の腰あたりに少しストレスを感じるということ。このふたつがお客さまからのご相談でした。

まず腰のストレスは、ABARTH124スパイダー(NDロードスターも同じ)特有のパッケージからくるものだと思います。ハンドルセンターでポジションを作ると、コンソール側のスペース(主に脚全体)に圧迫感が生じるということ、そしてペダル全体がドア側に寄っているため、上半身と下半身が捩れてしまう傾向にあります。純正シートであれば、何となくで曖昧になるところですが、RECAROシートのように身体がフィットして正しい姿勢になると、その捩れがより強調されるようになるケースもあります。そのためドア側に5mmオフセットを調整しました。そうすることで脚の窮屈感も緩和され、身体の捩れも同じように緩和されるようになります。これだけでもRECAROシートの良さをしっかりと感じられるように変わります。

その上で、シート全体を3mmローポジションに調整しました。そうすることでペダルを踏み込む脚の角度も自然となります。目線の高さがクルマのパッケージとマッチングしていないと運転しながら身体を伸ばしたり、縮めたり、不自然な動きを繰り返してしまうことがあり、結果として身体にストレスが生じる原因にもなり得ます。

ABARTH124スパイダーやNDロードスターは、同じようなシートポジションの調整をすることが多いです。THE VISIT SUZUKAにご相談いただければ対応させていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。


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