クルマ好きが集まる隠れ家 ザ・ヴィジット

ポジション調整

ポジション調整(RCS)

SUBARU レイバックでSR-Cを使用しているお客様へのRECARO RCS試乗とポジション調整を対応させていただきました。

今回のお客様は、SUBARUレイバックに乗り換えた後、RECARO SR-Cを購入して利用されていました。かなり長距離を走ることも多いお客様で運転中のストレスに悩んでいらっしゃいました。最大のストレスは、おしりが前滑りして腰が痛くなるというものです。身長は小柄な方です。

まずは現在の着座姿勢を確認させていただきました。RECARO純正ベースフレームを使用されていましたが、SUBARUレイバックのレールは3段階で高さ調節が可能なタイプです。お客様ご自身でも試行錯誤された結果、現在は前上げ(リア側を真ん中、フロント側を一番上)のポジションにされていました。SUBARUレイバックのステアリングとペダルのレイアウト、そしてダッシュボードの高さ、そしてお客様の身長などを考えると、この高さで取り付けされるのは良いと思うのですが、SR-Cで前を上げた場合、大腿部の角度が丁度良くサポート感があると感じる方と骨盤が上を向いて寝てしまうことによりおしりに圧が掛かりすぎてストレスと感じる方に分かれたりします。SR-Cを前上げの状態にしてもおしりが前滑りするということは、お客様の身長とレイバックのレイアウトからSR-Cが合っていないのではと思います。お客様ひとりひとり体型も座り方も異なりますので本当に難しいと感じました。

お客様にSR-SとSR-Cの違いをご説明すると共に、身体にストレスを感じながらシートポジションに悩んでいるのであれば、RECARO RCSはどうかと商品説明をさせていただきました。ザ・ヴィジット鈴鹿では、7脚のRECARO RCSをそれぞれ角度や高さを変えて展示しています。いずれも着座していただきましたが、とても気に入られました。ただSUBARUレイバックに装着して本当に良いと感じるかはお客様自身にしか答えがないので、実際にクルマに付けた状態で試乗していただきました。

まずは低めのポジションでやや寝かせ気味の状態。それからひとつ高さをあげつつ、少しシートを起こした状態。この2つの取り付けかたを試していただきました。低めのポジションは、これまでよりも低いなと感じますが、一方でペダルへのアプローチも良くおしりが前滑りする感じはないとのこと。ただおしりがしっかりとシートに沈み込むため、若干ですがおしりの両外側に圧迫感がありました。もうひとつのポジションをあげた状態では、おしりの圧迫感は緩和されましたが、若干前滑りするように感じる。着座位置が高いためペダル操作時に膝裏の圧迫感が少しあるとのこと。シートポジションの変更でシートから感じるものがかなり大きく変わるということを体感していただきました。RECARO RCSは、フルバケットシートの構造を採用しているため、高さ・角度・左右のオフセットなど調整する領域がかなりあります。SR-Cよりもお客様のストレスを緩和するシートポジションの調整がしやすいとなります。

お客様にSR-CとRECARO RCSの違いも感じていただきました。ご自身のクルマに付けた状態で体感していただいたところ、SR-CよりもRCSの方が気に入られました。SR-CもRCSもRECAROシートが求める本物の着座性能を有しています。ただ、どんなに良いシートも「ヒトとクルマ」との組み合わせとなります。今回のお客様は運転中の身体に掛かるストレスを多く感じやすい方でしたので、調整領域が多く、より身体に優しいRCSの方が相性が良かったようです。

対応させていただいた私たちもたくさん勉強させていただきました。このようにRECAROシートは、お客様ひとりひとりに合ったシートポジションの調整というのがとても大切です。ザ・ヴィジット鈴鹿では、そのお手伝いをさせていただいています。RECAROシートをご利用のお客様。運転中のストレスを感じているというお客様。是非、ご相談ください。お待ちしています。

ご来店・ご相談いただきありがとうございました。


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