クルマ好きが集まる隠れ家 ザ・ヴィジット

ポジション調整

ポジション調整(SR-7)

TOYOTA FJクルーザーでSR-7を使用されているお客さまのシートポジションを調整させていただきました。

このクルマでダート競技もされるというお客さまです。以前はフルバケの使用経験もありますが、現在はご家族と一緒に使用されることもありセミバケタイプのスポーツシートを使用されています。
ご要望としては、運転中に身体が前方に滑る傾向があるのを改善したいとのことでした。現状のレイアウトを確認させていただくと、FJクルーザーのフロアの角度もRECARO純正ベースフレームの角度も、そしてSR-7の座面の角度も一般道を走行するには、非常に良い状態でした。ただ競技をするということもあり、座面にもう少し角度をつけることになりました。まずは、RECARO純正ベースフレーム(3段階での高さ調節が可能なタイプ)で前側を13mmあげました。この変化を体感していただきましたところ、この角度がついた座面にとても満足されましたが、できればもう少し角度をつけたいとなり、そこから3mmあげさせていただきました。本来ですと、ここまで座面の角度をつけてしまうと骨盤が収まるシートクッション奥があがりすぎて腰への負担にもなりやすいのですが、特に運転中の腰痛なども持っていないということで作業させていただきました。

RECAROシートの本来の性能を正しく発揮するためには、「ヒト+クルマ+シート」の3つの組み合わせで最適解を探すことになります。ヒトとシートが合っていること。シートとクルマが合っていること。これが基本となります。今回のシートの取り付け角度は、シート本来の正しい使い方から少し外れてしまいますが、ヒトとシートの組み合わせから最適解になったように思います。

ご来店・ご相談いただきありがとうございました。


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