ポジション調整 ポジション調整(SR-C) 三菱デリカD:5でRECARO SR-Cを使用されているお客さまのシートポジションを調整させていただきました。 お客さまの感じているストレスは、1時間ほど運転するとおしりに少し痛みを感じるということ。シートポジションも少ししっくりきていないとのことでした。 RECAROの正規取扱販売店で装着した際、シートとシートレールの間、フロント側に6mmのスペーサーを使用して "前上げ"を推奨されたそうです。着座させていただきましたが、静的な印象では特に問題はない感じでした。デリカD:5用RECARO純正シートレールは、高さや角度を調整できる3つの取付穴があり「3ポジション」のタイプです。取り付けされた高さ位置は、前後とも真ん中のポジションです。お客さまの身長は167cmほどです。RECARO純正シートレールの取付穴で座面の角度を調整すると角度がキツくなりすぎるかもしれないという想定で、6mmのスペーサーをフロント側にのみ使用されたようです。この座面角度の調整により、運転中のおしりの前滑りを解消することもできます。ただ、お客さまの身長と着座位置からすると、このように座面に角度をつけることで、脚の付け根(骨盤と大腿部の間)あたりに少しストレスを感じてしまうということと、座面が上を向くことで、尾てい骨にもストレスを感じていらっしゃいました。 この6mmのスペーサーを入れた取付方法がけして悪いというわけではなく、このお客さまにとっては最適ではなかったようです。 従って、この6mmスペーサーを外して、シートとスライドレールをそのまま並行な状態に変更させていただきました。 店舗周辺を試乗していただきました。座面の角度を並行に戻すことで、おしりの前滑りを感じてしまうかもしれないという心配もありましたが、お客さまの印象は全く問題ないようで、満足いただきました。 シートポジションの調整後、店内にて他のシートも試座されました。お客さまのSR-Cは、アーティフィシャルレザーとウルトラスエードのコンビネーション(SR-C UT)でした。店内でメッシュ素材のモデルを座られて、メッシュ素材の方が座面に柔らかさを感じると好印象でした。お客さまご自身が細身で、体重も軽いというのもあってか、ウルトラスエードという生地に少し硬さを感じていらっしゃったようです。 シートはヒトの身体で直接感じるものですから、本当に奥が深いです。シート生地の硬さの違いによっても、お客さまひとりひとり感じ方が異なります。張りがあって良いと感じる方もいれば、硬いと表現される方もいます。メッシュ素材を滑ると感じる方もいれば、柔らかさがあると感じる方もいます。実際に座って、座り比べて、お客さまひとりひとりに適したモデルを選択していただくということがとても重要です。 遠方よりご来店いただきありがとうございました。 前の記事 ポジション調整の記事一覧はこちら ポジション調整(SR-C) DAIHATSUハイゼットジャンボへのRECARO SR-C取り付けおよびシートポジションを調整させていただきました。 鈴鹿在住のお客さまで高齢ながらクルマの運転を楽しまれている... ポジション調整(RMS) MAZDAロードスターでRECARO RMSを使用されているお客さまのシートポジションを調整させていただきました。、 ロードスターでジムカーナ競技を楽しまれているお客さまです... ポジション調整(RCS) TOYOTA CH-RでRECARO RCSを使用しているお客さまのシートポジションを調整させていただきました。 遠方からご来店いただきましたお客さまは、ここTHE VISIT SUZUKAでRECAR... ポジション調整 MAZDAロードスターでRECARO RCSを使用されているお客さまのシートポジションを調整させていただきました。 高身長のお客さまですが、日常の運転姿勢から肩周辺が少し浮く... ポジション調整(RSS) HONDAシビックでRECARO RSSを使用されているお客さまのシートポジションを調整させていただきました。 以前、SR-7を使用されていてRECARO RSSに変更されました。取り付け... ポジション調整(SR-S) SUZUKIジムニーでRECARO SR-Sを使用されているお客さまからシートポジションの調整をご相談いただきました。 現状、感じているストレスは、2時間ほど運転すると若干腰が重...