クルマ好きが集まる隠れ家 ザ・ヴィジット

ポジション調整

ポジション調整(RMS)

PORSCHE 911GT3RSでRECARO PRO RACER RMSを使用していただいているお客様のシートポジションを調整させていただきました。

岩手からご来店いただいたお客様。サーキット走行もされるので、シートポジションをチェックしてほしいとご来店いただきました。現状のお客様の着座位置を確認しつつ、お客様ご自身がどう感じられているかをお伺いしました。サーキットメインのクルマですが、岩手から富士スピードウェイなどへも自走で行くことがあるようで、サーキットを走るポジションと一般行動を走るポジションのどちらに合わせるのが良いかと悩まれていました。

サーキットのポジションとして考えればもっと低い着座位置でも良いのか。一般行動を走るポジションとしては現状のままが良いのか。911でもTYPE991以降ですとフロント側のボディも大きく、前方視界の確保というのも重要だと思います。ただ現状のポジションではヘルメットやHANSを装着するときのことも考えて、もう少しポジションを下げて、シートに角度をつけた方が良いのではとアドバイスさせていただきました。過去にSP-Gを使用していた経験があるので、やや立ち気味のSP-Gのポジションに身体が慣れているというのもあったようです。PRO RACER RMSは、これまでのRECAROシートよりも若干背もたれに身体を預ける量を増やして座っていただくように縦の断面を設計しています。そのためSP-Gよりも寝かせたポジションの方がシートの良さを感じられると思い、作業をさせていただきました。

結果、縦の高さを10mmほど下げて、前側を1.5度上げました。目線は下がっているのに前方視界が悪くなったという印象はなく、むしろステアリングやペダルとの距離感が良くなって、シートにしっかりと身体を預けることができている印象とのことでした。

またショールームに展示しているPRO RACER RMSに着座して、オプションのバックレスとサイドパッドとシートクッションサイドパッドがあることを知り、両方をご購入いただきました。

ご来店いただきありがとうございました。


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