クルマ好きが集まる隠れ家 ザ・ヴィジット

ポジション調整

ポジション調整(RSS)

日産スカイライン(R31型)でRECARO RSSを使用されているお客さまのシートポジションを調整させていただきました。

ショップでRECARO RSSを取り付けされて、その足でそのままご来店いただきました。ご来店までの道のりで「フルバケットシート」ってこんなものかと疑問に思われながら、現在のシート取付位置が適正かどうか見て欲しいというご依頼でした。元々REARO SR-3を使用されていたので、RECAROシートの良さはわかっているけれども、フルバケに変えて「こんなものか」というのは強く感じられたそうです。また着座位置がすごく高いのも気になっていたようです。

まずは取り付け状態を確認させていただきました。まず高さでいうとまだまだ全然余裕で下がります。シートの角度でいうとほぼ直角ぐらいの角度になっていました。これでは、R31スカイラインのようにクラッチペダルが深いレイアウトに対しては、とても踏みづらいと感じました。着座させていただきましたが、クラッチを踏むと足が伸びきってしまい、その動作だけでも腰にかなりの負担が掛かります。

作業としては、リア側を34mmほど下げました。そこから更にフロント側をあげてシート全体の角度を1.5度寝かせました。
お客さまに着座していただいたところ「全然違う」と驚かれ、目線も身体全体のフィット感もすごく良くなったと。さらにペダルを踏む脚もすごくラクになったということで「来てよかった」と満足いただきました。

作業としては、とても単純ではありましたが、これは「たまたま」今回のケースは単純でしたということになりますが、シートのポジション調整というのは本来ステアリングやペダルのレイアウトも含めた3次元の調整となります。ボルトを緩めたり締めたりするだけではなく、知識と経験があれば「より良い着座位置」が見つけられるケースも多々あります。(調整する領域がなく、それ以上は . . . という場合もあります)

RECAROシートをご利用のお客さまへ。「RECAROシートってこんなものか」となってしまわないよう、ご購入および取り付けされたRECAROの正規取扱販売店様へ是非ともご相談いただき、お客さまひとりひとりにより快適かつ安全な着座姿勢でRECAROシートをご使用ください。

ご来店・ご相談いただきありがとうございました。


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